明治時代に誕生した「あんぱん」が今も愛される理由

どうも、パン君です!
今日もブログをご覧頂きありがとうございます。

「菓子パンといえば何が浮かびますか?」と聞いたら、ほとんどの方は「あんぱん」と答えるんじゃないでしょうか?

明治時代に誕生したあんぱんですが、現代でも人気は衰えることなく、パン屋さんの定番商品として並んでいます。

実際にお客様を見ているとあんぱんは、意外と若い層も購入している姿をよく見かけます。

多くの世代に愛されているあんぱんについて紹介していきます!!!

明治時代に誕生したロングセラーのあんぱん

あんぱんの歴史は非常に古く、なんと明治時代に誕生したのです!!!

パン屋さんの老舗・木村総本屋(https://www.kimuraya-sohonten.co.jp/)は、明治2年に木村安兵衛氏によって創業され、100年以上経った今もなお親しまれ続けています。

創業から5年経った明治7年にあんぱんが誕生しました。いかにも日本らしく感じるのは、発酵させるのにイーストでなく酒種を使ったことです。酒種で発酵したあんぱんは、甘酒のような香りがあったので、当時の日本人のハートを見事につかむことができたのです。

和と洋の組み合わせが見事に的中したあんぱんが、すごいことに明治8年に塩漬けされた桜の花をトッピングしたあんぱんが明治天皇に献上されたのです。

ちなみにこの桜あんぱんは、現在でも名残があり、春時期になると限定商品で発売されているパン屋さんが多く見られます。

現代のあんぱん

あんぱんといえばこしあん、つぶあんが一般的ですが、時代と共にバリエーションが増え、白あん、さつまいもあん、うぐいすあん、桜あんなどが出てきました。

近年では、製餡会社も非常に趣向を凝らしていて、いちごあん、マンゴーあん、ラムネあん、落花生あんなど斬新なのも出ています。

あんぱんの美味しい食べ方

そのままで食べるのはもちろんですが、マーガリンを塗りながら食べるのが関西方面で特に多いようです。

また軽く加熱することで、表面がカリッとして食感を楽しむという食べ方を好む人もいます。

最後に

あんぱんは、国民的なキャラクター・アンパンマンとして40年以降も世代が変わっても愛され続けています。アンパンマンを考案したやなせたかし氏は、まだ売れていない時代にあんぱんで飢えをしのでいたいというエピソードがきっかけでアンパンマンを思いついたそうです。

昔のアニメや刑事ドラマでは、ベタな設定ですが、あんぱんと牛乳を片手に張り込みをするというシーンがありました。一点集中しながら手軽に食べられるお供としてあんぱんは、愛されていたんですね。

「あんぱんに空洞があるのはどうして?」という声を何度か聞いたことがありますが、過去記事『あんぱん割ったら空洞が!なぜパンに空洞ができるのだろうか?』がありますので、気になる方はぜひ読んでみてください。

 






■オススメ&参考書籍など■
パンづくりの失敗と疑問をスッキリ解決する本(監修)坂本 りか
パンづくりに困ったら読む本(著)梶原 慶春、浅田 和宏
■Kindle版■
今日は何のパン作る? cuocaオリジナルレシピ集 (レタスクラブMOOK) (著)クオカプランニング
きほんの手作りパン 失敗しないでどんどん上達 料理コレ1冊!(著)藤田千秋

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