どうも、パン君です!
今日もブログをご覧頂きありがとうございます。
小麦粉は、さまざまな料理に大活躍する食材!!!
あなたの家庭にも小麦粉は、きっとあるはずです。
小麦粉はどのように保存していますか?購入したパッケージを輪ゴムやクリップなどでとめたりしているのがほとんどでしょう。
中には几帳面に100均などにあるプラスチックのケースに小麦粉を移し替えて保存している方もいらっしゃると思います。
しっかりと強力粉や薄力粉をラベリングしていればいいのですが、ラベルが取れてしまったり、しばらく使用していないうちにどっちが強力粉なのか分からなくなって困ったことはありませんか?
それでなくなく捨ててしまった方もきっといらっしゃるでしょう!
だからと言って諦めてはいけません。
強力粉と薄力粉を見分ける方法があるんです!!!
そんなお困りのあなたのために当記事では、強力粉と薄力粉の見分け方を2パターン紹介したいと思います。
ちなみに小麦粉の保存に関する記事はバックナンバーにあります!
手で小麦粉を握ってみる
さてどっちがどっちか分からなくなってしまった小麦粉!
まずは小麦粉をつかんでギュッと握ってから、手を開くと強力粉と薄力粉で違いがはっきりと出ます。
強力粉は、手で握った形にならずにすぐに元の状態になります。これは強力粉の粒が緻密で硬い「硬質小麦」という性質だからです。
逆に薄力粉は、ギュッと握った時の指の形がそのまま残り、しっとりとした感触になります。これは薄力粉の粒が粗くやわらかい「軟質小麦」という性質だからです。
軟質小麦は粒が粗いという性質上、ダマもできやすいので、薄力粉をメインで使用するお菓子作りでふるいにかけてあげる作業があるので、そういう理由だからです。
硬質小麦と軟質小麦は、小麦粉に含まれるたんぱく質が多いか少ないかで区分されているんです。
日本では強力粉が硬質小麦、中力粉と薄力粉が軟質小麦として定義されており、中でも北海道産のゆめちからが一番の硬い国産の小麦とされています。
ちなみにパスタでよく耳にするカナダ産デュラムは、最も硬いとされています。パスタの弾力のあるコシを考えると納得ですね!
水と合わせて練ってみる
高温多湿の環境下で保存した小麦粉だったり、緊張した状態で小麦粉を握った場合、分かりにくいということがあります。
またパンやお菓子作りをあまり経験したことがなければ、もしかしたら握っても「うーん、イマイチ分からない!」というケースも想定されます。
そういう場合は、少し手間ではありますが、水30gと小麦粉50gを容器に入れて手でこねてみましょう!
強力粉はゴムのように弾力があり、逆に薄力粉はまとまるまで時間がかかりベタベタした感じになります。
極端な例かもしれませんが、小学校の頃消しゴムのカスをひたすら練ったことがあると思います。消しゴムのカスは練ると弾力がすごいですよね!?例が下手ですいません。。。
国家資格の技能試験
パン製造技能士という国家資格があるのですが、実技試験ではイギリスパンを作ります。
なんと技能試験では、強力粉と中力粉が用意されていて、それがどっちか何の小麦粉なのか分からないようになっているのです。
受験者は、当記事で紹介したように手で握ったりしながら強力粉なのか中力粉なのか当てなければなりません。
薄力粉でなく中力粉という点が難しそうですが、中力粉も軟質小麦に定義されています。
試験官に見られている中での作業なので、緊張しそうですね。。。
興味があればパン作りをする時に小麦粉をギュッと握ってみましょう!
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■オススメ&参考書籍など■
パンづくりの失敗と疑問をスッキリ解決する本(監修)坂本 りか
パンづくりに困ったら読む本(著)梶原 慶春、浅田 和宏
■Kindle版■
今日は何のパン作る? cuocaオリジナルレシピ集 (レタスクラブMOOK) (著)クオカプランニング
きほんの手作りパン 失敗しないでどんどん上達 料理コレ1冊!(著)藤田千秋
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