どうも、パン君です!
今日もブログをご覧頂きありがとうございます。
お店には専門学校生のインターン研修や、小学校の社会科の一環で児童が来ることが多いのですが、意外に多い質問が「売れ残ったパンはどうするの?」とよく聞かれます。
個人店は売り切れ次第終了というところが多いですが、大手のチェーン店などは閉店時もパンが並んでいるパン屋さんが多いですね。
以下の記載する内容は、自分が働いているパン屋さんについて特化して書いていません。あくまでも一般的な話で書いています。
売れ残ったパンの行方は?
売れ残ったパンは、一体どのようになっているのでしょうか?考えられるケースは以下の通りだと思います。
- 廃棄にする。
- 家畜の餌として業者に販売。
- 従業員に割引販売。
- パンによっては翌日に割引セール。
- 再生品としてリメイクする。
閉店後、従業員に「売れ残ったから、自由に持って帰っていいよ!」なんていうパン屋さんは今ではあまりないんじゃないでしょうか?
食品ロスが騒がれている現代で、廃棄にするというのはもったいないとの気持ちは確かに分かりますが、自由に持ち帰りしていいよとなると、「あのパンが欲しいから多めに作っておいてよ!」など緩くなる部分が出てくることも想定されます。
そうならないためにも、お店では廃棄にしたことの重みを理解しないといけません。
お店ではただ毎日同じようにパンを製造しているわけではありません。天気はどうなのか、近くでイベントなどはないかなど集客を見極めるために情報収集は日々行なっています。
それでも集客は読めない時もあります。また廃棄を意識せず、強気で作ってしまっての廃棄もあります。
後者の場合は、運よく集客があって売れれば売り上げに繋がりますが、集客が悪ければ多くの廃棄になります。
廃棄を出すとということは、つまり利益が減るわけですから、廃棄に対する意識を考えてもらうために、持ち帰り自由ということにしているお店はあまりないものと思います。
売れ残ったパンを自由に持ち帰る行為は、一生懸命パンを作った人にとっても非常にやるせない気持ちになりますね。
リメイクも大切
クックパッドを見ると、リメイクのレシピがいっぱいあります。前日のカレーライスの残りでカレーコロッケやカレードリアにするなどのレシピを見たことがあるかと思います。
パン屋さんでも同様に再生品の商品を販売しています。これも廃棄ロスを減らす手段のひとつでもあります。
食パンやフランスパンが売れ残った場合、閉店後に冷凍にし、ラスクにしたり、クロックムッシュにしたり、フレンチトーストにしたりとさまざまな商品にします。
■オススメ&参考書籍など■
パンづくりの失敗と疑問をスッキリ解決する本(監修)坂本 りか
パンづくりに困ったら読む本(著)梶原 慶春、浅田 和宏
■Kindle版■
今日は何のパン作る? cuocaオリジナルレシピ集 (レタスクラブMOOK) (著)クオカプランニング
きほんの手作りパン 失敗しないでどんどん上達 料理コレ1冊!(著)藤田千秋
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