どうも、パン君です!
今日もブログをご覧頂きありがとうございます。
パン作りで一番最初に行うことは、使用する原材料の計量です。
パンは気温や湿度に敏感で毎日同じものができません。そういう状態で、大雑把な計量が原因でバラつきがあるというのでは話になりません。
特に家庭用のパンは、各原材料の使用量が少ないため、多少の誤差でも影響することもあります。
パン作りは決して簡単ではありせん。最初はそれなりにパンが焼き上がると思いますが、経験を重ねれば重ねるほどスキルも高まり、望むものも大きくなると思います。
パン作りを安定させるため、「ちょっとぐらいならいいや!」の妥協はやめて、まずは計量をしっかりする習慣を身につけてください!
大さじ、小さじの表記はオススメできない
家庭用パン作りの本のレシピは、ほとんどが大さじ、小さじで表記されています。なるべくならパン作りにおいては、大さじ、小さじ、軽量カップを使わないことをオススメしたいのです。使用するのはデジタルばかりがベストです!
冒頭でも書いたように多少の誤差でも影響する場合があります。特に塩に関しては、多ければ味の変化のみならず、生地の発酵にも影響が出てきます。
また種類によっては、軽量スプーンの深さも違っていることもあるため、特に大さじ1/2の時は、スプーンの形状によっては半分なのか6分目なのか異なってくる場合があります。
我々パン職人の世界では、大さじ、小さじによる計量はまず行いません。
インターネットで検索をすればさじ表記の換算表が出てきます。
まずは自分に使いやすい換算表を探してみてプリントアウトしてみましょう!
参考までにサイトをリンクします。
http://www.benricho.org/doryoko_cup_spoon/みんなの知識 ちょっと便利帳より
容積で計量してはいけない
原材料の分量は、重さで行なうのが鉄則です。なぜこんなことを書くのか?容積ということ言葉があるからなんです。容積とは「かさ」のことを言います。
パン作りで使用する原材料ですが、全ての原材料が同じ状態ではありません。
水1リットルと牛乳1リットルでは、重量に差が出てきます。牛乳の方が比重が重いので水より少し重いのです。
ちなみに先程紹介したサイトに水との比較という欄がありますので、知識として覚えておくこともオススメします。
家庭用でよくある計量ミスとしては、軽量カップを使った場合ですが、小麦粉を計量カップに入れた時、一度小麦粉を入れた状態で軽く計量カップをパンパン叩いて空気を抜き、さらに小麦粉を足す人も中にはいるかと思います。
空気が抜けて圧縮された状態と何もしない状態では、明らかに重量の差が出てきます。
このような理由からデジタルばかりを使用して、計量することをオススメしたいのです。
最終更新日:2017年12月9日
■オススメ&参考書籍など■
パンづくりの失敗と疑問をスッキリ解決する本(監修)坂本 りか
パンづくりに困ったら読む本(著)梶原 慶春、浅田 和宏
■Kindle版■
今日は何のパン作る? cuocaオリジナルレシピ集 (レタスクラブMOOK) (著)クオカプランニング
きほんの手作りパン 失敗しないでどんどん上達 料理コレ1冊!(著)藤田千秋
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