どうも、パン君です!
今日もブログをご覧頂きありがとうございます。
過去記事『明治時代に誕生した「あんぱん」が今も愛される理由』において、日本最初に誕生したあんぱんは、イーストでなく酒種を使って発酵させたパンだったということを書きました。
当記事では、日本が世界に誇る伝統製法「酒種」について紹介したいと思います。
酒種とは
酒種は米、麹、水のみで作られています。蒸した米に麹を投入し、空気中に含まれるイーストと乳酸菌を取り込んで作られた酵母です。
熟成させることにより米に含まれるでんぷんを麦芽糖とブドウ糖に分解されます。
この日本独自の発想から誕生した酒種をパンに使用したのが、木村屋総本店の創始者・木村安兵衛氏と息子の栄三郎氏です。
パンは元々外国から生まれたものですが、日本で独自の製法で対抗したいというまさに職人魂が宿った酒種のルーツを知ると感動してしまいます。
扱いが難しい酒種
麹は非常に繊細で管理が難しく、家庭で酒種を使ったパンを作るのは大変なのです。
酒種にはイーストも繁殖しているためふくらみますが、天然酵母の一種なので通常のイーストよりは時間がかかります。
そのため通常のイーストを補って、発酵を安定させるという方法もありますが、分解されたときの成分などが変わってしまうため、風味が変わってしまうので注意が必要です。
最後に
酒というキーワードを聞くと、苦手な人は食べられないんじゃないかと思いますが、確かにアルコールは発生しますが、パンを焼くことでアルコールを飛ばしてくれるので問題はありません。
酒種を使ったあんぱんが大ヒットし、その後パンの文化が日本に広まったのは言うまでもありません。
あんぱんの次にはジャムパン、そしてクリームパンと今でも日本人に好まれている菓子パンが続々登場しています。
木村屋総本店のあんぱんが気になる方は通販もありますので、気になる方はチェックしてみてください(^^)/
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パンづくりに困ったら読む本(著)梶原 慶春、浅田 和宏
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