どうも、パン君です!
今日もブログをご覧頂きありがとうございます。
日本で最初に登場したパンはあんぱんですが、次に登場したパンはなんでしょうか!?
答えはジャムパンです!
あんぱんについては過去記事『明治時代に誕生した「あんぱん」が今も愛される理由』を参照してください。
ジャムパンの定番といえば、いちごジャムですが他にもブルーベリー、マーマレード、そして地方ならではのジャムパンなどいっぱいあります!
ジャムパンの誕生について
明治2年に創業した木村総本店はあんぱんを考案し、明治天皇に献上するなどで大成功を収めました。
それから約30年後の明治33年に3代目の木村儀四郎氏が、今度は酒種のパン生地にジャムを包んだパンを考案しました。
これが現在も定番として残っているジャムパンの誕生です。ジャムパンの定番といえばいちごジャムが浮かびますが、実は最初のジャムパンはあんずジャムでした。
形もあんぱんと区別をつけるために木の葉型に成型し、目新しさをアピールしたところ、ジャムパンも人気が急上昇となりました。
ジャムパンの楽しみ方
ジャムパンは飲み物と組み合わせることで美味しさが倍増すると思います。
いちごジャムと牛乳の組み合わせは、ベストマッチだと思いませんか?
他にも紅茶とジャムパンの相性もいいと言われています。ロシアでは実際に紅茶を飲むとき、ジャムを口に含んだ状態で紅茶を飲むロシアンティーという習慣があります。
興味がある方は日本紅茶協会のサイトに『季節のおいしいレシピ』でロシアンティーが紹介されていますので参照してください。
ジャムパンが破裂しやすい理由と対策方法
ジャムパンですが初心者にとって意外と苦労するパンなんです。ジャムを包むのにまず苦労します。
包んだように見えても綴じ目が一度ジャムで汚れてしまうと、パンを焼いたときに生地が伸びると同時に破裂を引き起こすのです。汚れた綴じ目はくっついているようで、実はくっついていません。
ポイントは、めん棒で楕円形に少し大きめに伸ばし、綴じ目を汚さないように包むことです。
めん棒で生地を伸ばしたら少し休ませてあげると、ジャムを包むときに生地が伸びやすくなり非常にやりやすいのでオススメします!
またジャムが緩いといくらプロでも大変です。なのでジャムパンに使用するジャムは、緩いようであればコーンスターチを加えて再加熱するか、もしくはペクチン入りのジャムを使用することをオススメします。
通常のジャムは熱が加わるとジャムが沸騰していき破裂に繋がっていきますが、ペクチンが入ることで沸騰せず固形化した状態なので扱いやすいのです。
ちなみに過去記事『揚げた途端にカレーパンが破裂する理由と対策』にてカレーパンの破裂に関して紹介していますので、ジャムパンと通ずる部分がありますので参照してください。
最後に
スーパーやコンビニの袋パンには、なくてはならないマストアイテムのジャムパン!!!
2017年秋にTBS系列で放送されたドラマ『コウノドリ2』で星野源演じる四宮先生が度々食べていたジャムパンが話題になりました。
あんぱんと同様、今でも廃れることなく手軽に食べられるジャムパンって素晴らしいですね!
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■オススメ&参考書籍など■
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