どうも、パン君です!
今日もブログをご覧頂きありがとうございます。
小麦粉は、一緒に練り込む水や牛乳、卵などの液体によっていろいろな姿に変化します。変化する理由は、水と結合することで形成されるグルテンの力です。
水以外にも熱の力でも変化します。大まかな区分になりますが、最低限として3種類に分けたものを紹介します!
生地やうどんなどに大変身!
小麦粉100%に対して、水を50~70%入れて捏ねるとパン生地になります。水と結合することでグルテンが形成されるので、一見柔らかいのにしっかりとした弾力を保持しています。
生地は生地でもうどんを作る場合は、水の量も30%台前半と言われています。
これはかなりボソボソの状態です。ちなみに30%台いうのは機械でこねる場合で、手打ちにする場合は40%台になるようです。
機械の場合は、当然こね上げる力もありますし、生地に加わる摩擦の力も手でやるよりは大きいので、数字に差があるのです。30%台の水の量では捏ねるのも大変です。
バッター液や糊に大変身!
揚げ物をする時にパン粉をつける接着剤として使用するバッター液。
小麦粉、卵、そして小麦粉のおよそ2倍の水を入れることでバッター液が作ることができます。
状態としては、とろっとした感じになっています。材料が均一に混ざるだけでいいので、グルテンを形成させすぎないようにします。
小麦粉に対してさらに多い5倍~10倍以上の水を入れると、サラッとした状態になります。
これを鍋に入れて火にかけ、混ぜてあげると糊になります。今みたいに簡単に糊がない戦後の昭和時代は、このようにして使っていたんですね。
ルーに大変身!
小麦粉とほぼ同量の溶かしたバターを加えてフライパンで炒めていくとルーにもなります。炒める時間により色も変化していきます。
他に牛乳を組み合わせればホワイトソースにもなりますし、スパイスなどの香辛料を組み合わせればカレールーにもなります。
う~ん、小麦粉っておもしろい♪
■オススメ&参考書籍など■
パンづくりの失敗と疑問をスッキリ解決する本(監修)坂本 りか
パンづくりに困ったら読む本(著)梶原 慶春、浅田 和宏
■Kindle版■
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