どうも、パン君です!
今日もブログをご覧頂きありがとうございます。
コッペパンの人気はすごいですね!
札幌でもコッペパンの専門店が次々に登場し、多くのお客様で賑わっています。
セブンイレブンなどのコンビニの袋パンコーナーの陳列棚を見ても、ラインナップが豊富になっていますね!
しかしこのコッペパンですが、ちょっと前までならあまり食べたいというイメージはなかったんじゃないでしょうか?
パンブームの現代で、想像力豊かなパンがいっぱい並ぶ中でコッペパンは地味だったり、戦後の給食のパサパサした食感のイメージがあるのではないかと思います。
なぜコッペパンの人気が高くなったのでしょうか?
戦後に普及したコッペパン
フランスのバゲットの一種のクッペ(coupe)がコッペという名前の由来ではないかとされています。
昭和初期にコッペパンは誕生しました。クリームパンを考案した新宿中村屋では昭和初期にコッペパンを1個9銭で販売しました。
コッペパンは、その後お米が極端に不足した戦後の時期に給食で提供し、食糧難を助ける大切な食べ物となったのです。
当時の学校給食のパンの配合も決まっていて、やはり食糧難という時代背景もあり、砂糖やバターの配合量が少なく、配合から想像するにはパサつき感のあるコッペパンだったのでしょう。
形は説明するまでもなくクッペを意識した紡錘型で山形になっています。
毎月10日はコッペパンの日
12日がパンの日というのはパン屋さんでも何かしら戦略を行っているところがあるので、知られていたりしますが、10日がコッペパンの日というは認知度は低いと思います。
なぜ10日がコッペパンの日なのでしょうか?
語呂合わせもなく、想像がつきませんね。
これは丸十製パンがキーワードになります。明治34年にアメリカ製パンを勉強した田辺玄平氏が、日本で試行錯誤しながら食パンを開発し、普及に多大なる力を注ぎこみました。
その食パン生地で小型のパンとして作ったのがコッペパンとして定義され、今でもこよなく愛されているパンとなっています。
丸十製パンの「十」という文字から毎月10日が「コッペパンの日」として後にできたのです。
コッペパンが愛される理由
コッペパンの魅力は、なんといってもバラエティ豊かな種類があることで飽きることなく、それでいてボリューム満点な具材を楽しめるところだと思います。
惣菜系もさることながら、甘い系にも相性のいいコッペパン!それでいて手を汚さず手軽に食べれるのも魅力のひとつだと思います。
「おい、焼きそばパン買うてこい!!!」である意味知名度が高い!?焼きそばパンですが、焼きそばをフォークや箸を使わず、それでいて手軽に食べれちゃうんですから、人気が出ないわけがないですよね。
冒頭でコッペパン専門店がここ数年で増えていると書きましたが、実は専門店は40年以上前に誕生しているのです。そしてそのお店は今でも大人気となっています。
そのお店とはどこだと思いますか?
テレビでも度々取り上げられているので、耳にしたことがあると思いますが、岩手県盛岡市にある「福田パン」が最初のコッペパン専門店なのです。
上の画像は福田屋のコッペですが、ある業者さん主催の展示会でもコーナーが作られていました。それだけコッペパンは業界でも注目されているのです!
自分は北海道に住んでいますが、札幌市にはコッペパン専門店が増えています。過去記事で「こっぺ屋」を紹介していますので、読んでみてください。
デニッシュハウス コッペパン(小麦粉・塩・酵母菌だけで焼き上げたパン)5本×2セット
コッペパンワンダーランド! はさんで、おいしい! バリエ80(著)与儀高志
■オススメ&参考書籍など■
パンづくりの失敗と疑問をスッキリ解決する本(監修)坂本 りか
パンづくりに困ったら読む本(著)梶原 慶春、浅田 和宏
■Kindle版■
今日は何のパン作る? cuocaオリジナルレシピ集 (レタスクラブMOOK) (著)クオカプランニング
きほんの手作りパン 失敗しないでどんどん上達 料理コレ1冊!(著)藤田千秋
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