焼きたての食パンがすぐにスライスできない理由とは！？

どうも、パン君です！
今日もブログをご覧頂きありがとうございます。

パン屋さんで食パンを購入しようと思い、カットをお願いしたら「まだ焼けたばかりでスライスできないんです！」と言われたことがありませんか？

焼きたての食パンはカットができないのです。目安としては４枚切りであれば最低でも30分を必要とします。

なぜ焼きたての食パンはカットができないのでしょうか？

焼きたての食パンは、水蒸気をいっぱい含んでいるためクラム全体が非常にしっとりとしています。そのためパンをスライスしようとすると、パン自体が柔らかいので刃が垂直に入らないのす。そのため上が厚いのに下が極端に薄かったりとバラバラになってしまいます。

粗熱が取れた食パンだと刃も通りやすいので簡単にスライスすることができます。

焼きたての食パンを無理してスライスできたとしても、切り口はボソボソしています。食パンは中の水蒸気がある程度クラストに逃げてから、風味などをつけていきますので、焼き上がってすぐに食べたい気持ちはあると思いますが、我慢しましょう！

サンドイッチの場合は、薄めにスライスすることが多いので目安としては最低でも３時間以上経った状態を使用した方がいいと思います。

しつこいようですが焼けた直後は水蒸気が多いので、ある程度水蒸気が抜けて少し乾いたパンでサンドイッチを作ることをオススメします。

余談ですが、サンドイッチを作る時は、具材の水分がパンに吸い込まれないようにバターを塗ってコーティングし、水分をシャットアウトしてあげましょう！

パンの水蒸気が時間をかけて逃げていきます。食パンで作る揚げ物やラスクなどは一日経った状態のパンを使用すると作りやすいのです。

パンが焼けたら早く食べたり、それで早くサンドイッチを作りたいとは思いますが、せっかくの苦労を台無しにしないためにも、待つところはしっかりと待ちましょう！