どうも、パン君です!
今日もブログをご覧頂きありがとうございます。
新人の頃の話をしてみようと思います!
2002年1月に道内に数十店舗あるパン屋さんに就職しました。当時自分は25歳。そこで働いていたメンバーは、チーフを除けばみんな20歳ぐらいでした。
仕事をしている姿を見ていると、各自ポジションをある程度任され、仕事をこなしています。その姿を見て、人一倍不器用な自分は戸惑いました。
不器用な男ですから
高倉健のようだったらいいのですが、自分の不器用さは本当に凄かっと思います。
どのぐらい不器用だったのか!?分割した生地を丸めるという工程が全くできないのです。「初めてだからできないの当然だろ!」と思うかもしれませんが、後々自分がいろんなスタッフを見ていても、ほとんどの人はちょっと教えただけでそれなりに丸められています。
でも自分の場合は、生地に遊ばれている状態でまるで粘土遊びをしてる感じでした。IT系の仕事を辞めて、自分にはもう後がないんだという気持ちでこの業界に入っただけに、大変な選択をしてしまったと気持ちが焦りました。
それからは家に帰り、粘土で練習したり、お風呂では濡れたタオルを使ってフランスパン成型の生地を折りたたむ成型を練習したりしました。
また職場においても残生地などを仕事が終わったり、ちょっと落ち着いたりしている時間帯に練習をし、その効果もあり少しずつ問題はクリアしていききました。
いろいろなスタッフを見ていて思うのですが、本当自分ほど不器用な人間はいないんじゃないかと思います。それだけにかなりなミスをいっぱいしました。恥を忍んでミスを公開しちゃいます!
星の数ほどミスをいっぱいした
忘れられない自分の中でも三大ミスがあります。恥ずかしいけどここで紹介していきす。
- 一度に鉄板9枚分のパンを焦がす
当時のお店の窯は、各段に鉄板が9枚入るものでした。鉄板1枚にはパンが平均8個乗っかります。単純に計算しても8個×9枚でパンが72個分に当たります。これをタイマーかけ忘れにより、全て焦がしました。もう一度作ろうにも生地の仕込みから入るのでできるのは4時間後。その頃はもうピーク時間も過ぎて午後3時ぐらいになります。人気商品も含まれていたのでかなり痛かったですね。
- 大量の生地の仕込ミス
人気ある商品の生地だと粉対10kgで生地を仕込みます。粉以外に砂糖、塩、イースト、バター、卵、水などが入るため総重量にすると20kg近くになります。総重量20kgというと、メロンパンにすれば約400個分です。
- ドウコン設定間違いによる発酵オーバー
パンを発酵させる機械をホイロといいます。ホイロは発酵させるだけですが、ドウコンという便利なものがあり、簡単にいうとタイマー機能の付いたホイロです。午後にパンを作り、ドウコンに入れ退社します。その間に冷凍→解凍→発酵となり出勤した頃には、前日に作ったパンが発酵していて焼けるという状態になっているものです。これのタイマー設定を間違え、出勤し頃には見事に発酵オーバーになっていて、強烈なイースト臭が発生していました。
他にもこまごまといろいろなミスはあったけど、この三大ミスは忘れることはないでしょう!
■オススメ&参考書籍など■
パンづくりの失敗と疑問をスッキリ解決する本(監修)坂本 りか
パンづくりに困ったら読む本(著)梶原 慶春、浅田 和宏
■Kindle版■
今日は何のパン作る? cuocaオリジナルレシピ集 (レタスクラブMOOK) (著)クオカプランニング
きほんの手作りパン 失敗しないでどんどん上達 料理コレ1冊!(著)藤田千秋
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