どうも、パン君です!
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日本でなじみがある食パンといえば、四角く焼き上げた「食パン」もしくは「角食」と呼ばれています。
続いて日本人に愛されている山型の食パンに「イギリスパン」というのもあります。
山型のパンに具材を乗せて焼き上げたトーストは、ボリューミーで、見た目もいいですよね!
イギリスパンとは!?
名前の通りイギリスで発祥した食パンなのですが、確かな根拠がありません。
歴史をさかのぼるとコロンブスがアメリカ大陸を発見した時代、大航海において持ち運びやすさ、シェアしやすいさの利便性をふまえて開発したという説があります。
角食のように蓋をして焼かないことで山形になっている食パンがイギリスパンの定義となっています。
日本では「イギリスパン」と呼んでいますが、イギリスでは「ホワイトブレッド」と呼ばれています。
ちなみに全粒粉を使用していた場合、茶色くなるので「ブラウンブレッド」になります。
日本の食パンとの違いは!?
イギリスパンは、通常の食パンより気泡が大きくて軽さがあり、あっさりとして味わいのブレッドです。
日本のように「穴あき=製造ロス」という概念は持っていません。
配合も砂糖やバターがそんなにたくさん配合されていないため、小麦の素材が味わえつつ、それでいて深みが出るようになっています。
イギリスでの食べ方
日本で食パンを食べる場合、パンの風味を楽しみたい場合は厚切り、具材を楽しみたい場合は薄切りにします。
しかしイギリスでは、厚さのこだわりはあまりなく、薄くスライス(8枚切りの厚さ)し、カリカリにトーストしてバターやジャムをたっぷり塗って食感を楽しみます。
またベーコンや卵、豆類、マッシュルームなどの食材でサンドイッチにして食べます。
イギリスでは、日本人がお米を毎日食べるようにイギリスパンを食べます。多くの家庭ではイギリスパンを買い置きして、常に家にある状態にしているようです。
イギリスパンは、ブレックファーストのみならずアフターヌーンティーでも食卓にあるのです。
パン・ド・ミとの違いは!?
同じ山型の食パンに「パン・ド・ミ」がありますが、イギリスからフランスへ伝わった食パンのことです。厳密にいえば配合はアレンジされています。
フランスではバゲットのようにクラスト(皮)を味わいますが、パン・ド・ミはクラム(中身)をしっかり味わいます。
ちなみにパン・ド・ミの「ミ」は中身という意味を持っています。
しかしバゲットなどが主流のフランスの食文化なので、パン・ド・ミ自体は頻繁に食べません。お祝いごとのパーティでのサンドイッチでぐらいしか食べないようです。
※国産小麦・天然酵母使用
【デニッシュハウス】 イギリスパン 1.5斤
■オススメ&参考書籍など■
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パンづくりに困ったら読む本(著)梶原 慶春、浅田 和宏
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