実は焼きたてのパンは美味しくない!?

どうも、パン君です!
今日もブログをご覧頂きありがとうございます。

パン屋さんの香りっていいですよね?

その香りに誘われて、パン屋さんに入ったという方もいるんじゃないかと思います。

とあるブログ記事でストレスが溜まっている時に焼きたてのパンの香りを嗅ぐと優しくなれるらしいという記事を見かけました。

パン屋さんに入ると引き付けられるのが「焼きたてでーす!」とう店員さんの声。思わず反応しますよね?

こんなことを書くと「おいおい!」って思うかもしれませんが、焼きたては実はあまり美味しくありません。だから職場で新商品を開発している際もスタッフには、最低1時間経過してから試食してもらっています。

全てが美味しくないという訳ではありませんが、あえて美味しいとしたら惣菜系を使ったパンですね。それはパンよりもボリュームたっぷりの具材が温かいからです。

では、パンは一体どのぐらいが食べ頃なのでしょうか?

粗熱が取れ始める1~2時間後あたりだと自分は思います。パン生地を捏ねる時には、水を使用します。焼成すると約80%水分は減りますが、それでも結構な量の水蒸気が焼き上げてもパンに残っています。

これらの水蒸気は時間をかけて徐々に外側に抜けていき、同時にパンの表皮にも香りを残していってくれます。その香ばしい香りが冷めていくと同時に、パンの中にも浸透してくれるというわけなんです。

焼きたてのパンは、パンの中に水蒸気が多く残っているので、すぐにパンをちぎろうとするとペチャンコに潰れるし、食べてもネチャネチャして粘土っぽい感じがしますよね?せっかく美味しい焼きたてを食べたのに残念な思いをした人もいるんじゃないかと思います。

多分、経験された方もいると思いますが、パン屋さんで焼きたての食パンをスライスしてほしいとお願いしたら断られたってことはありませんか?あれは、水分の多い食パンをスライスすると潰れてしまい、仮にスライスできたとしても断面がボソボソになるからなんです。俗に4枚切りなら約30分、8枚切になるとその倍の時間が経たないと綺麗にはスライスすることができません。

パンが美味しくなるのは1~2時間後と先述しましたが、これはあくまでも個人的見解です。人により好みは異なります。またパンの種類によっても変わってきます。これはもう少し自分なりに勉強をして、当ブログで発信できるようにしていきます。

容器ひとつで! 冷蔵庫で作りおきパン 切りっぱなしでカンタン

 






■オススメ&参考書籍など■
パンづくりの失敗と疑問をスッキリ解決する本(監修)坂本 りか
パンづくりに困ったら読む本(著)梶原 慶春、浅田 和宏
■Kindle版■
今日は何のパン作る? cuocaオリジナルレシピ集 (レタスクラブMOOK) (著)クオカプランニング
きほんの手作りパン 失敗しないでどんどん上達 料理コレ1冊!(著)藤田千秋

ブログランキング・にほんブログ村へ

A8.netの申し込みページはこちら

当ブログは以下のX-serverを利用して作成しています!
月額900円(税抜)から、高速・多機能・高安定レンタルサーバー『エックスサーバー』