どうも、パン君です!
今日もブログをご覧頂きありがとうございます。
見た目にもインパクトのある葉っぱのようなパン!
フーガスと言うパンは知らなくてもインパクトがある形なので「見かけたことがあるよ!」という方も多いのではないでしょうか?
自分も今から10年以上前に初めて店頭で並んでいるフーガスを見た時は「なんじゃこりゃ!」って思いました。パンなのにふんわり感もなく、むしろクリスピータイプな感じだったので、最初の印象はあまりよくなかったのです。
むしろ当時はジム・キャリーの映画『マスク』が大人気だったので、フーガスがマスク(仮面)に見えてしょうがなかったのです。
結局何を言いたいのか分からない冒頭になってしまいましが、パンにしては斬新すぎるということを言いたかっただけです。
まだフーガスを食べたことはないけどちょっとは気になっている方がいましたら、当記事を読んで興味を持っていただけたら幸いです。
フーガスの発祥と意外なルーツ
フーガスは南フランスのプロヴァンス地方が発祥となっています。
しかし起源をさかのぼると紀元前700年代の古代ローマ時代になるのです。
当時のローマ人の間ではパンを焼く風習があったようですが、窯の温度を測る目安として灰の下で焼いた平たいパンを用いました。このパンがなんとルーツになっているのではというのです。
フーガスの特徴
プロヴァンス地方のフーガスは、日本にあるのとは違い、全体的にふんわりとしていて、もっちりとしたパンになっています。
生地にはオリーブオイルも練り込まれているのでどちらかと言えばフォカッチャのパンに近いのです。
生地のみのプレーンタイプやオリーブの実、グラトン、チーズ、アンチョビ、ハーブなどを練り込まれていて、塩味が効いていることからソーセージやハムとの相性がよく、そしてビールに合うパンのひとつとして愛されているフーガスなのです。
日本ではベーコンと粗挽きタイプのブラックペッパーやチーズを練り込んだフーガスが主流となっています。
木の葉型で葉脈のカットを入れたのが多い日本に対して、本場のプロヴァンス地方では四角だったり丸だったりと形はさまざまで、カットの規則性がなく、家庭によって特徴が出ているのです。
ハロウィーンで大活躍のフーガス
日本では近年ハロウィーンが年々盛り上がってきています。
ハロウィーンの装飾でジャック・オ・ランタンがありますが、最近ではフーガスを応用してジャック・オ・ランタンを表現した商品も出ていて、消費者の目を楽しませてくれています。
フーガスを作るコツ
フーガスを作ることですが、まずお好みの材料を練り込んだら生地を分割し、15~30分ほど休まておきます。
この休ませる時間がベンチタイムと言い、とても重要になります。詳しくか過去記事にもあるので参照してください。
ベンチタイムを取ることで生地は伸びやすくなります。あとは綿棒を使って生地を伸ばし、好みの形にします。
伸ばしたらペティナイフを使ってしっかりと切れ目を入れ、鉄板に乗せて切れ目を開いてあげます。
鉄板に置く時ですが、伸ばした生地は縮もうとする動きをしますので、軽く霧吹きをしてから生地を置いてあげると縮もうとする動きを抑えてくれます。
ただし霧吹きをかけすぎると、生地が滑って効果は半減以下になりますので注意してください。
■オススメ&参考書籍など■
パンづくりの失敗と疑問をスッキリ解決する本(監修)坂本 りか
パンづくりに困ったら読む本(著)梶原 慶春、浅田 和宏
■Kindle版■
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