どうも、パン君です!
今日もブログをご覧頂きありがとうございます。
「たくさん残ったイーストを冷凍しているけどいつまで使えるの?」
「小分けにして冷凍しているけど、実は冷蔵がいいの?」
などなどドライイーストの保存に関する質問が多いことが分かりました。
確かに家で作るパン作りって頻繁に作るわけではありませんし、ましてドライイーストは生イーストと違って使用量も10g以下がほとんどだと思います。
今記事では、ドライイーストの適正な保存方法を紹介していきたいと思います。
イーストの種類
過去記事にも発信したことはありますが、まずイーストについておさらいしたいと思います。
イーストには生イースト、ドライイースト、インスタントドライイーストの3種類があります。
生イーストは、パン屋さんでも多く使われており、パン用の酵母を培養し、圧縮したものです。主に砂糖などを多く含んだリッチな生地に適しています。
ドライイーストは、生イーストを顆粒状にしたものですが、使う時にはお湯に入れて戻すなどの予備発酵が必要になります。
予備発酵をしなくても直接使用できるのが、インスタントドライイーストです。
市販されているものはドライイーストとパッケージに表記されていますが、予備発酵なしと書かれているのは、インスタントドライイーストだからなのです。
ドライイーストは冷蔵庫がオススメ
ドライイーストですが、半年から1年ぐらいの賞味期限があり、使い勝手がとてもいい酵母です。
他の食品と同様に開封をすれば空気に触れるため、なるべく早く使うのがベストです!
しかし家庭でパンを作る場合は、すぐに使い切れるものではありません。
そこで適正な保存方法を知っておく必要があります。
まず未開封なドライイーストは冷暗な場所に保管しましょう!
そして開封をしたら、きれいな容器に入れて冷蔵庫に入れるのがおススメです!
ではなぜ冷凍庫はオススメできないのでしょうか?
常温にあったドライイーストを急激に温度帯が違う冷凍庫に入れると、温度差によって結露が発生し、ドライイーストに結び付いてしまいます。
イーストは、温度、水、空気にとても敏感です。
サイトでも調べても冷凍庫も保管は大丈夫と書いてあるのも多く目にします。確かに冷凍庫に入れても使うことはできます。
ただし使用する時には、一度常温に戻してから使用しないとイーストの効力が低下してしまいます。
先程書いたように結露によって水と結合された場合には、イーストの力も発揮しにくいし、ダマになったまま生地に練り込まれる場合があります。
なので清潔な容器にドライイーストを入れて冷蔵庫に保管してましょう!容器が汚れていれば、別な菌に繁殖していまいます。
生イーストの保存方法は?
生イーストは、賞味期限がとても短く、約70%の水分が含まれているため保管には気をつけなければいけません。
生イーストを包んでいる紙は、ワックスペーパーの紙になっています。ワックスペーパーに包むことにより、湿度などの水分の混入を防いでくれています。
開封したら必ず冷蔵庫に入れるのが鉄則です。冷蔵庫の温度がちょうどイーストの活動を鈍くさせるからです。
そのため常温に置きっぱなしにしてしまうと、イーストに含まれる酵素によって分解を始めてしまうので、効力が弱くなってきます。
そして生イーストを冷凍庫に保管してしまうと、生イーストに含まれる水分が凍って膨張し、細胞を破壊させてしまいます。
次世代の冷凍イースト「セミドライイースト」がすごい!
時代とともに製法も進化し、今ではセミドライイーストいうのもがあります。
生イーストでもなくドライイーストでもない中間にあたるセミドライイーストというのがあります。
冷水耐性がとても高く、それでいて保管は常に冷凍庫でできてしまう優れもの!それでいて必要な分だけを使用し、インスタントドライイーストと同様に予備発酵いらずなので、手軽に使えてしまうのがうれしいところです。
賞味期限と2年と長いのも魅力のひとつなのではないでしょうか!?
そんな素敵なセミドライイーストを紹介します!
↓フランスパン・食パン・バターロール・クロワッサンなど糖分の少ないパン向け
サフ セミドライイースト レッド(冷凍) / 400g
↓ブリオッシュ、菓子パン、パン・オレ、デニッシュなど糖分の多いパン向け
サフ セミドライイーストゴールド(冷凍) / 400g
■オススメ&参考書籍など■
パンづくりの失敗と疑問をスッキリ解決する本(監修)坂本 りか
パンづくりに困ったら読む本(著)梶原 慶春、浅田 和宏
■Kindle版■
今日は何のパン作る? cuocaオリジナルレシピ集 (レタスクラブMOOK) (著)クオカプランニング
きほんの手作りパン 失敗しないでどんどん上達 料理コレ1冊!(著)藤田千秋
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