どうも、パン君です!
今日もブログをご覧頂きありがとうございます。
パンに関係のなさそうな画像(^O^)/
今回のキーワードは水蒸気です。
歴史は長くても今でも愛され続けているクリームパン!
魅力ななんといってもとろ~りとしたカスタードの滑らかな舌触りとコクです。とろ~りという響きだけで、もうたまりません。
老若男女問わず大人気のクリームパンですが、あなたもパン屋さんで買ったことはあると思います。
そこでこんな経験をされたことはありませんか?
楽しみにしていたクリームパンを食べようとしてたら「パン生地が湿っている!」「なんかパンの裏が湿って生っぽい!」と思ったこと!!!
今記事ではクリームパンの湿り気について原因や対策を紹介していきたいと思います。
なぜ湿り気のあるクリームパンになるのか?
当たり前ですがクリームパンには、カスタードクリームがたっぷり入っています。
カスタードクリームは、卵の風味が非常に豊かで、甘いけどもくどくないので、パン生地よりも多い量のカスタードクリームを包んでいるパン屋さんが多いんです。
ここでカスタードクリームに使用している原材料を考えてみましょう!
牛乳、卵、砂糖、薄力粉、バニラビーンズなどがオーソドックスな原材料になります。
滑らかな食感にするため、牛乳や卵をしっかりと濾しながら火を強めにして炊いていきます。
原材料を見ても分かるように牛乳や卵をたっぷり使用しているため、多くの水分がカスタードクリームには含まれます。
カスタードクリームをパン生地に包んで焼いていくと、カスタードクリームも加熱することによって沸騰し、水分が蒸発していきます。
パンの中で蒸発した水分は、沸かしたお湯のように外には逃げきれずパンの内側に吸収されてしまいます。
焼き上がり直後は少しづつ蒸発していきますが、粗熱が取れるともう逃げ道はほぼありません。温度が下がるにつれ、水蒸気は水滴になり、パン生地とカスタードクリームの接点が湿っていきます。
これが生っぽく感じてしまう要因なのです。
生っぽくならないための解決策
これだけ水分量のあるカスタードクリームなので、生っぽくならないための具体的な解決策はありません。
しかし少しでも未然に防ぐための対策できることはあります。
オーブンの温度を10℃下げて、1~2分でも長く焼くことで、生っぽくなる確率は下がります。
しかし長くパンを焼くということは、パンの水分も減ります。水分が減る=パンがパサつくという点があります。
そこの部分が難しいところなんです。何度か経験して身につけていくしかないと思います。
最後に
クリームパンを焼く時の注意点はもう1点あります。それはパンの裏です。カスタードクリームの水分が重みにより底に下がっていくため、焼きが少しでも足りないと、裏側は蒸れてしまいます。
また焼きたてのクリームパンは、壊れやすいので鉄板から取る時は、ヘラを使うことをオススメします!
強さの秘密: あんパンとクリームパンで迷わなくなる方法 Kindle版
手づくり絶品レトロパン 冷蔵庫でねかせるだけ! プロが教える 単行本
■オススメ&参考書籍など■
パンづくりの失敗と疑問をスッキリ解決する本(監修)坂本 りか
パンづくりに困ったら読む本(著)梶原 慶春、浅田 和宏
■Kindle版■
今日は何のパン作る? cuocaオリジナルレシピ集 (レタスクラブMOOK) (著)クオカプランニング
きほんの手作りパン 失敗しないでどんどん上達 料理コレ1冊!(著)藤田千秋
当ブログは以下のX-serverを利用して作成しています!
月額900円(税抜)から、高速・多機能・高安定レンタルサーバー『エックスサーバー』