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どうも、パン君です!
今日もブログをご覧頂きありがとうございます。
ブリオッシュというパンを食べたことはありますか?
ふんわりとしていてバターの風味が口に広がり、まるで洋菓子かのようなパンです。
ブリオッシュの発祥
ブリオッシュは、フランスのノルマンディー地方が発祥です。小麦粉に対して約半分となる卵やバターを使った高配合のリッチなパンですが、本場のフランスではパンではなく発酵菓子に分類されているのです。
ブリオッシュ(brioche)の由来ですが、ノルマン語の「ブリ」(砕く・つぶす)+オシェ(ゆすぶる)という説と古フランス語でこねるを意味するbrierから派生したという説があるようです。
ブリオッシュの生地の特徴
先程も書いたようにブリオッシュは、高配合のリッチな生地です。
まず水ではなく牛乳を使用し、砂糖や塩の他にたっぷりの卵で生地を作っていき、小麦粉に対して半分近いバターが配合されることでブリオッシュ特有の口当たりのいいコクが出てくるのです。
カットすると黄金色に輝く断面になるのは、たっぷり配合された卵に含まれる卵黄の色素なんです!
ブリオッシュの種類
パンの教本などに載っているブリオッシュは、花びらや丸いカップに入っていてボタンが出たようなものや、三つ編みにしたものがほとんどだと思います。
近年は、なかなかこの形でブリオッシュとして販売しているお店は少ないかと思いますが、パンの教本で見かけることがあるんじゃないでしょうか?
このボタンが出た形のブリオッシュですが、ブリオッシュ・ア・テッドと呼ばれていて、なんと僧侶が座している姿を表現しているという説があります。大きさも小型から大型まで用途に応じてあるんです。
当記事トップ画像はサヴァランと呼ばれるもので、洋菓子店に行くと購入することができます。焼き上げたブリオッシュをリキュールが入ったシロップに浸して、生クリームを絞りフルーツなどで飾り付けています。
ブリオッシュの食べ方
フランスでは、クリスマスやホームパーティーで食べる習慣があり、その時には豪華にフォアグラと食べるようです。
一方日本では、コーヒーや紅茶と一緒に食べたりとデザート感覚で食べるのが一般的かもしれません。フレンチトーストにして提供しているお店もあります。
意外にサラダやスープと一緒に召し上がるのも実は相性がいいのです。
クロワッサンを考えてみてください。バターたっぷりのクロワッサンですが、スクランブルエッグとウィンナーを挟めても美味しいのです。
パン屋さんでもクロワッサンを使用したサンド系を見かけるかと思います。
最後に
過去記事『ガレッド・デ・ロアを楽しもう♪~新年を祝うフランス伝統菓子~』にて紹介したガレッド・デ・ロアは、パイ生地を使用しています。
フランスのプロヴァンス地方では、公現祭でガレッド・デ・ロアの代わりにブリオッシュ・デ・ロアを作ってパーティーをするようです。
相違点は、パイ生地でなくブリオッシュ生地を使用し、砂糖漬けと果実を飾ったものになります。
フランスの風習に関しては現在勉強中ですので、いつの日がもっと詳しく紹介できればと思っています。
■オススメ&参考書籍など■
パンづくりの失敗と疑問をスッキリ解決する本(監修)坂本 りか
パンづくりに困ったら読む本(著)梶原 慶春、浅田 和宏
■Kindle版■
今日は何のパン作る? cuocaオリジナルレシピ集 (レタスクラブMOOK) (著)クオカプランニング
きほんの手作りパン 失敗しないでどんどん上達 料理コレ1冊!(著)藤田千秋
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