中国風の蒸しパン「マーラーカオ」

中国風の蒸しパン「マーラーカオ」

どうも、パン君です!
今日もブログをご覧頂きありがとうございます。

蒸しパンは、なかなか若い世代に手が出しにくいパンでしたが、数十年前に「チーズ蒸しパン」が発売したことにより、多くの方に好まれるよになりました。

アジア地方には、マーラーカオと呼ばれる中国風の蒸しパンがありますが、ご存知でしょうか?

マーラーカオの発祥

マーラーカオは、中国風の蒸しパンです。

中国発祥となっていがますが、マーラーカオはマレーシアから伝わったという説、褐色の生地とマレーシア人の肌の色が似ているという説があり、はっきりとはしていないようです。

マーラーカオは「馬拉糕」と表記され、マーラー=マレーシア、カオ=ケーキ、カステラの意味を持っています。

マーラーカオの特徴

生地には、黒糖や三温糖が多く使われ、しっとりとした食感を持つ甘さの中に旨みがあるパンです。

中国のレストランでは、デザート菓子として提供されているなど、国民に愛されています。

近年では、バリエーションも豊富になり、ココナッツパウダーやカスタードなどを入れてリッチな味わいを持ったマーラーカオもあります。

マーラーカオの食べ方

もちろんそのまま食べても十分に美味しいのですが、推奨される食べ方は中国茶と組み合わせるのがいいようです。

甘さとお茶の渋味は、日本人が和菓子を日本茶で嗜好するのと同じように共通する部分がありますね!

蒸しパンは温かい方がふわふわして美味しいというイメージがありますが、マーラーカオは冷ますことでもっちり感が増して違った食感も楽しめるのです。

マーラーカオを作るポイント

ベーキングパウダーを使用していて、無発酵のため生地はさっくりと混ぜ合わせるのがポイントになります。

もし生地を混ぜすぎてしまい、グルテンが出てしまうと、ガスが保持できず、うまくふくらまなくなってしまいます。

今ではホットケーキミックスを使用して、蒸さずに電子レンジでマーラーカオが作れてしまうという手軽レシピもあるんです。

最後に

マーラーカオの歴史は長く、日本には江戸時代に伝わったと言われているんです。

地味かもしれませんが、食べてみるとシンプルに気に入る味だと思います。しかしマーラーカオは、糖分も多いため1個あたり200kcal以上と高カロリーなので、くれぐれも食べすぎには注意しましょう!

ふんわりとしていながら生地はしっとりとした、甘さも程よいホットケーキ感覚の中華風蒸しケーキ!
重慶飯店 マーラーカオ・マラカオ【冷蔵】

 






■オススメ&参考書籍など■
パンづくりの失敗と疑問をスッキリ解決する本(監修)坂本 りか
パンづくりに困ったら読む本(著)梶原 慶春、浅田 和宏
■Kindle版■
今日は何のパン作る? cuocaオリジナルレシピ集 (レタスクラブMOOK) (著)クオカプランニング
きほんの手作りパン 失敗しないでどんどん上達 料理コレ1冊!(著)藤田千秋

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