パンの発酵に必要なイースト③~インスタントドライイーストの特徴を知る~

どうも、パン君です!
今日もブログをご覧頂きありがとうございます。

パンの発酵に必要なイーストシリーズの最終回です。

第1回は生イースト、第2回はドライイーストを紹介しましたが、最終回はインスタントドライイーストについてです。

一瞬「えっ!?」と思った方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。「ドライイーストはよく耳にするけど、インスタントドライーストなんてあるの!?」とか「両方とも同じでしょ!」などの声が聞こえてきそうです。

インスタントドライイーストは扱いやすく、さまざまな種類の生地にも万能だったりするので、多くのパン屋さんでも愛用されているのです。

インスタントドライイーストとは!?

インスタントドライイーストは顆粒状でサラサラしていて、粉に混ぜながらの使用が可能なので使い勝手がいいのです。

においはドライイーストの方がいいのですが、インスタントドライイーストは発酵力が高くなっています。

もう一点優れているのを挙げると、リーンな生地とリッチな生地用のインスタントドライイーストがあるのです。

保存性も長期と高く、さらにうれしいのは冷凍庫での保管もできてしまうという優れものです。

ドライイーストとの使い方の違いは?

市販のパッケージに予備発酵不要と書かれているのを見かけたことはありませんか?

ドライイーストは予備発酵という工程を行なわないといけず、そのまま生地に入れて捏ねることはできないのです。そのまま入れると、粒が残ってしまい、ムラのある発酵になってしまいます。

予備発酵とはドライイーストに砂糖入りの30℃以上のぬるま湯を入れて、ブクブクと発酵させてイースト溶液を作ります。イースト溶液になった状態で生地に混ぜて捏ね上げていくのです。

その点、インスタントドライイーストは予備発酵が不要なので便利なのです。

最後に

お店で売られているドライイーストには、インスタントドライイーストと書かれている物があまりないかと思います。もしかしたら探すのに苦労して通販や専門店で購入した方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?

パッケージをよく見ると「予備発酵不要」と書かれているかと思いますが、これがインスタントドライイーストなのです。

インスタントドライイーストといえばフランスのサフ社の製品が日本でも使用されていて、低糖生地、多糖生地、ピザ用生地用の3種類があり、賞味期限も2年という長期となっています。

それぞれのパッケージには色分けされていて、低糖生地は赤、多糖生地はゴールド、ピザ生地は緑となっています。非常に便利で使い勝手がいいのでオススメです。業務用では500gタイプを使用していますが、家庭向けに3gタイプのがあり、しかも1袋でも売られているのがうれしいとことです。

 






■オススメ&参考書籍など■
パンづくりの失敗と疑問をスッキリ解決する本(監修)坂本 りか
パンづくりに困ったら読む本(著)梶原 慶春、浅田 和宏
■Kindle版■
今日は何のパン作る? cuocaオリジナルレシピ集 (レタスクラブMOOK) (著)クオカプランニング
きほんの手作りパン 失敗しないでどんどん上達 料理コレ1冊!(著)藤田千秋

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