家庭でのパン作りでも食中毒予防をするポイントはあります!!!~つけない・ふやさない・やっつける~

どうも、パン君です!
今日もブログをご覧頂きありがとうございます。

連日のようにニュースでも取り上げられている食中毒ですが、決して他人事ではありません。食中毒の約6割は飲食店から発生していますが、家庭から発生する食中毒の事例も結構あるのです。

パンのブログなのになぜ食中毒の記事を発信しているのかというと、家庭でのパン作りにおいて、特にサンドイッチの工程の中で食中毒を引き起こす原因が多くあるからなんです。

サンドイッチのみならず、要因を探ればいろいろと出てきますが、今回はサンドイッチを作る上での前提として話を進めていきたいと思います。

その前にまず食中毒についての知識を知ってもらいたいと思います。

食中毒予防の三原則

飲食店では保健所より食中毒予防の三原則として「つけない・増やさない・やっつける」という対策を指導されています。

つけないとは、清潔な環境で菌をつけないということです。手洗いは最重要ですが、気をつけるのはそれだけではありません。肉、魚介類、野菜には多くの細菌があります。

特に肉や魚、卵などを触った場合はしっかり手洗いをし、まな板は包丁も用途により使い分ける必要があります。

焼肉を食べる時、食べる箸では生肉を絶対に取らず、トングを使用しましょう。

ふやさないとは、迅速な作業や冷却を行なうということです。食品には必ず保存する場所が決まっています。

冷蔵庫や冷凍庫に入れなければならないものを、常温に出しっぱなしにしていると、細菌は増殖していきます。

やっつけるとは、加熱をして殺菌するということです。食品はよく火を通すことが大切で、特に揚げ物をした場合、分厚い豚カツなどであれば中心に温度計を差して、芯温が80℃以上になっているか確認する必要があります。

細菌は、10~60℃では活発に増殖をします。加熱の場合は65℃を超えた時点でほとんどの細菌は死に、冷却の場合は0℃以下になると増殖はできなくなります。

サンドイッチを作る上での注意点

ではパンの方の話に持っていきます。

行楽日和の時期や子供の学校行事では、お弁当にサンドイッチを入れることもあるかと思います。

基本店にお弁当は作ってから食べるまでの間は、常温帯での保管になるケースがほとんどだと思います。

サンドイッチでの具材を考えてみてください。玉子サラダ、ポテトサラダ、カツ、生野菜など気をつけなければならない食材がいっぱいです。ポテトサラダに至っては、ニュースでも連日話題になっているぐらいです。

しっかりと火を通すものは通し、肉関係も中心が生焼けになっていないか注意し、野菜もしっかりと洗っているかなど食中毒を予防するポイントはいっぱいです。

補足ですが、肉類で一番要注意なのは鶏肉です。特にミンチ肉は汚染率が40%と高いと言われています。その鶏から産まれる卵の殻もサルモネラ菌を持っています。触れたら手をしっかり洗い、火はしっかり通し、使用した器具は煮沸消毒をやるにこしたことはないかと思います。

最後に

今回の記事では、いつも以上に黄色とピンクのマーカー表示が目立ちますが、全てマーカーしたいぐらい重要なことを書きました。

本格的な暑い夏である8月を終わると気持ち的にも緩くなるのか、9月の食中毒発生も割と多いのです。

知識としては勉強をするにこしたことはないかと思います。

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