ドイツでも好まれている「ミッシュブロート」~日本人にも食べやすい配合比率のドイツパン~

どうも、パン君です!
今日もブログをご覧頂きありがとうございます。

食物繊維とミネラルが豊富なライ麦パンは好きですか?

数回にわたってライ麦パンの紹介をしていますが、今回は日本人にも食べやすいパンです。

ちなみに前記事で紹介したロッゲンブロートは、ライ麦粉が90%以上配合されているパンでした。

ライ麦90%配合のドイツパン「ロッゲンブロート」

90%以上 ロッゲンブロート
50%~90%未満 ロッゲンミッシュブロート
50% ミッシュブロート
10%~50%未満 ヴァイツェンミッシュブロート
10%未満 ヴァイツェンブロート

当記事では、日本人にも食べやすいミッシュブロートを紹介します。ミッシュブロートは、ドイツでも消費量が多いパンでもあるんです!

ミッシュブロートとは!?

ミッシュブロートのミッシュ(mish)は混ぜる、ブロート(brot)はパンと言う意味を持ちます。

ライ麦粉と小麦粉がミックスされたライ麦パンで、当記事のタイトルにもなっている「ミッシュブロート」はライ麦粉と小麦粉が同割で配合されたものです。

ちなみにライ麦粉が多いと「ロッゲンミッシュブロート」、小麦粉が多いと「ヴァイツェンミッシュブロート」と名称も変わります。

このようにしっかりと名称で定義されていると分かりやすくていいですよね。

意外かもしれませんがミッシュブロートは、好んで食べるドイツ人が多く、約3割がドイツで消費されているのです。

ミッシュブロートの特徴

小麦粉が配合されているためグルテンも多少は形成されるため、ロッゲンブロートと比較するとクラムのしっとり感が増します。

小麦粉の比率が多い「ヴァイツェンミッシュブロート」にもなってくると、ふんわり感も出てくるので日本人にも食べやすいものとなってきています。

実際に日本で売られているライ麦パンも「ヴァイツェンミッシュブロート」のタイプが多いと思います。

ミッシュブロートの食べ方

ドイツでは、ライ麦とサワー種の風味やコク、小麦粉の持つ甘みを活かして、ウィンナーやチーズ、ハムなどの具材と楽しんでいますが、ビールやワインを飲みながら食べるという習慣もあるのです。

極端な例かもしれませんが、日本人が牛乳を一緒にパンを食べるという感じなのでしょうか。さすがパン大国のドイツは、食べ方も素敵ですね( ^ω^ )

ライ麦粉の配合が増えるほど酸味も出てきますが、「ロッゲンミッシュブロート」あたりになるとクリームチーズやサワークリームとの相性がよくなってきます。

またトーストせずにジャムやはちみつを塗ると、パンの酸味と甘みのバランスが絶妙で、甘酸っぱさを楽しむことができます。

粗挽きにしたミッシュブロート

さすがパン大国と思えるのは、粗く挽いたミッシュブロートもあるんです!

粗挽きのライ麦粉と小麦粉で作られたものは「シュロートミッシュブロート」と呼ばれます。シュロート(schrot)は粗挽きの穀物を意味しています。

粗挽きにしたものを配合することにより、ライ麦の深い味わいが増し、個性が出るのでコアに好む方もいらっしゃるのです。

通販で購入できるドイツパン
メステマッハー フォルコンブロート 500g
メステマッハー オーガニック プンパニッケル 500g
ライ麦全粒粉100%のドイツパン 横浜山手のロッケンシュロートブロート 1個(約800g)

ドイツパンを作る時に便利な材料
サワー種(ライ麦パン用) 250g
パイオニア企画 ライ麦粉(中挽) 1kg

 






■オススメ&参考書籍など■
パンづくりの失敗と疑問をスッキリ解決する本(監修)坂本 りか
パンづくりに困ったら読む本(著)梶原 慶春、浅田 和宏
■Kindle版■
今日は何のパン作る? cuocaオリジナルレシピ集 (レタスクラブMOOK) (著)クオカプランニング
きほんの手作りパン 失敗しないでどんどん上達 料理コレ1冊!(著)藤田千秋

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