小麦粉のオススメの保存方法と賞味期限

どうも、パン君です!
今日もブログをご覧頂きありがとうございます。

ほとんどの家庭には、小麦粉があるんじゃないかと思います。

パン作りのみならず、小麦粉は実に多様でクッキーや、ケーキ、パスタ、揚げ物に使用するバッター液などで大活躍の原材料です。

しかし家庭にある小麦粉はなかなかすぐには使い切れないものです。

あなたは小麦粉をどのように保存していますか?

強力粉と薄力粉では賞味期限が異なる

まず小麦粉には、強力粉、中力粉、薄力粉などさまざまな種類があります。同じ小麦粉でもこのように種類が異なるのは、小麦粉に含まれるグルテンの含有量によるものなのです。

賞味期限も種類によって異なり、未開封の状態で強力粉が製造日より半年なのに対し、中力粉や薄力粉は1年という賞味期限が設定されています。

なぜこのように倍の違いがあるのでしょうか?

実は小麦粉に含有されるグルテンが賞味期限に大いに関係するのです。

グルテンの含有量ですが、強力粉で約11~13%、中力粉で約8~10%、薄力粉で約6~9%と言われています。

グルテンには粘性(グリアジン)と弾性(グルテニン)という性質があり、この2つの成分が多いことで劣化も早くなる=賞味期限が異なるのです。

冷蔵庫での保管は厳禁

ベストな小麦粉の保管は、高温多湿を避け密封の状態となります。当たり前のことを書いていますが、小麦粉は匂いを吸着しやすく、湿気も吸収しやすいのでカビを発生しやすくなるのです。

「じゃ、冷蔵庫に保管すればいいじゃないの?」と思うかもしれませんが、実は冷蔵庫は厳禁です。

まず冷蔵庫にある食材の匂いを吸着します。先程湿度を吸収しやすいと書きましたが、常温にあった小麦粉を冷蔵庫に入れると、小麦粉の細かな粒子に温度差により結露が発生し、カビの原因になってしまうのです。

涼しく保つことが小麦粉にとって変化を抑える場所なので、密封をした上で保管をしてほしいのです。

しっかりと密封することも大切で、小麦粉の保管がだらしないと小麦粉に含む酵素を好む虫(コクヌストモドキなど)が侵入します。

最後に

最近では、手軽にホットケーキやパン、スコーン、お好み焼きなどが作れちゃうミックス粉があります。

ミックス粉は、小麦粉を保つために調整されていますので、冷蔵保管しても問題ないと言われています。必ず袋に記載されている事項を読んで、メーカーの推奨するように保管を心がけてみてください。

 






■オススメ&参考書籍など■
パンづくりの失敗と疑問をスッキリ解決する本(監修)坂本 りか
パンづくりに困ったら読む本(著)梶原 慶春、浅田 和宏
■Kindle版■
今日は何のパン作る? cuocaオリジナルレシピ集 (レタスクラブMOOK) (著)クオカプランニング
きほんの手作りパン 失敗しないでどんどん上達 料理コレ1冊!(著)藤田千秋

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