ドライフルーツに洋酒を漬けるとパンの風味がワンランクアップします!

どうも、パン君です!
今日もブログをご覧頂きありがとうございます。

前記事『ドイツ伝統菓子『シュトーレン』を食べてクリスマスを待ち望もう♪』について書きました。

クリスマスに向けてシュトーレン作りに挑戦しようと思っている方もいらっしゃるんじゃないしょうか?
シュトーレンにはたくさんのドライフルーツを練り込みますが、注意する点を紹介していきたいと思います。

ドライフルーツはそのままでは使用しない

ドライフルーツはそのままでの使用はよくありません。そのまま使用するとパン生地の水分を吸ってしまうため、生地が締まってしまい硬くなってしまいます。

またドライフルーツはそのままだと硬いため、せっかく形成されたグルテン膜にダメージを受けることにもなります。

ドライフルーツはまず軽く水洗いしてから使用します。特にレーズンは小枝が付いていたりしますので、水洗いすることで取り除くことができます。

注意しなければならないのは、ドライフルーツを長い時間漬けないことです。長くなるとドライフルーツは水分を吸い込んでふやけてします。そんな状態になったドライフルーツを練り込むと、混ざるまでに時間がかかり、生地の損傷が激しくなってしまいます。

ドライフルーツを活かすには洋酒が効果的

冒頭にシュトーレンにはたくさんのドライフルーツを使用すると記載しました。シュトーレンの魅力はドライフルーツの風味が日を経つごとに生地に移っていくことです。

ワンランクアップしたシュトーレンを作るには、手間と費用もかかりますが、洋酒で漬けることをぜひオススメします。

だからといってドライフルーツが浸るぐらいに洋酒漬けしてはいけません。パン屋さんではドライフルーツに対して30%程度の洋酒を使用します。例えば1袋が500gなら洋酒は150gになります。

洋酒に漬けることで、アルコール成分の効果により日持ちが長くなります。ドライフルーツも食べやすい食感になり、洋酒の香りも加わって風味も格段によくなります。

最後に

ミックスフルーツという便利なものがあります。これは5種類ぐらいのドライフルーツがシロップ漬けされたものですが、これを使用する場合はこのまま使用してください。くれぐれもこの状態に洋酒は入れないでください。

洋酒で一番オーソドックスなのはラム酒ですが、個人的なオススメはグランマルニエです。カリブ海産のビターオレンジと厳選されたコニャックを融合させたもので、さわやかな香りのするオレンジリキュールです。パウンドなどのお菓子作りにも大活躍できる洋酒だと思います。

 






■オススメ&参考書籍など■
パンづくりの失敗と疑問をスッキリ解決する本(監修)坂本 りか
パンづくりに困ったら読む本(著)梶原 慶春、浅田 和宏
■Kindle版■
今日は何のパン作る? cuocaオリジナルレシピ集 (レタスクラブMOOK) (著)クオカプランニング
きほんの手作りパン 失敗しないでどんどん上達 料理コレ1冊!(著)藤田千秋

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